前世療法とは、催眠状態下にあるクライアントの潜在意識に働きかけて前世の記憶を呼び起こし、その深いレベルで適切な精神的な解放を行うことによって、心の最も深い部分（魂）から癒すセラピーです。
　退行催眠を用いて前世の記憶にアクセスし、今の人生にどのような影響を与えているのかを探っていきます。例えば、前世の人生の重要な場面や死の場面を体験し、その人生がどんな課題を持っていたのか、その人生が今の人生にどういう影響を与えているのかなどに気づきそして理解していきます。
　過去世を体験することは不思議で、難しいことではありません。ただ、忘れていた記憶を思い出すだけなのです。

　インナーチャイルド・セラピーとは、心のなかに潜む“内なる子ども”と向き合い、癒すセラピーです。インナーチャイルドとは「内なる子ども」という意味で、あなたのなかの傷ついた子ども、あるいは過去のあなた自身のことです。
　前世療法と同じく退行催眠を使い、現在のあなたに強く影響を与えている幼児期を探り、その場面を再体験します。そして、子どものころの気持ちを理解して、大人になった「自分」と1つになるよう導いていきます。
　インナーチャイルド・セラピーは、置き去りにした自分自身を取り戻すことができ、本来の自分を知るきっかけとして、また本当の自分と向き合うために非常に有効です。